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ORIBEニュース

桃山の美濃古陶「古田織部の美」 記念出版 にあたってご挨拶     西村 克也
 日頃は弊ORIBE美術館のホームページをご覧くださいまして心より厚く御礼申し上げます。
さて今年は織部焼の創始者、古田織部(1544〜1615)の400年忌にあたります。

このたび、一般社団法人ORIBE美術館(織部美術館)では、古田織部400年忌にちなみ、古田織部と桃山陶工の偉大な功績と遺徳を偲び「古田織部の美」美濃古陶を鳥影社より出版する運びとなりました。

執筆者は古田織部研究家の第1人者である(30年の研究実績)久野治氏と、織部焼研究家(35年の古美術商経験と美濃古陶収集と研究、現在一般社団法人ORIBE美術館理事長兼,館長)の西村克也の二人の共著です。

主な内容は、第1章では古田織部の指導で桃山時代に発明された、志野、織部、黄瀬戸、瀬戸黒、美濃伊賀その他、伊賀、信楽などの桃山茶陶についての簡単な解説と、日本独自の破格の美しさを持つ美濃桃山茶陶作品約100点(すべて一般市井の旧家に伝世した作品で、20年以上の歳月をかけ情報を収集した、一般個人所蔵の未公開作品のみ)を厳選し、カラー写真で紹介。

また織部自作の茶杓や古田織部の自書、千利休の自書、桃山時代ゆかりの茶釜などもあわせて紹介しております。(西村克也執筆)

第2章では美濃の桃山陶工の活躍について論説 3章は茶人列伝(有名茶人38人をイラスト入りでの紹介)」(久野治執筆)となっております。

巻末資料編(西村克也執筆)は、「早わかり歴史年表」となっております。
上段に一般歴史事項、中段に茶会記に登場する美濃の茶陶、下段に美濃窯の操業年代(推定)と生産品目、並びに窯大将(経営者で作家)が、年代別に関連付けられ年代を追って一目で解りやすい内容となっています。

これは長年にわたる今までの先人の研究成果と著者の20年以上の研究を歴史的視点から解りやすく表にまとめたもので、今回初めての試みです。

その他、美濃窯の発掘資料(先人の研究)をもとに、生産品目別の生産窯と窯構造(大窯,登り窯)を表示しております。

これらの資料から、美濃古陶発生のいきさつや古田織部が活躍した桃山時代とその前後の一般歴史の背景、さらに茶道と織部茶陶の関わりについて、また美濃陶工と美濃窯(織部産業)の変遷を知ることができ、より広く深くオリベの認識を深める一助としていただけるものと思います。

この本の目的は、織部焼で桃山ルネッサンスを開いた世界的大芸術家でありながら江戸時代から現代まで歴史に埋没している「古田織部」の人物と、世界的に知られている「織部焼」、この2つのオリベ(ORIBE)の実像にせまり、ORIBEをより多くの方に知っていただくことが目的です。

また400年忌の今、市井の旧家の眠りから目覚め、このたびこの小冊子で初公開の、桃山文化の華ともいわれる織部焼〈美濃古陶〉の鑑賞にお役立ていただければこの上もない喜びです。

皆様には今後さらなるご指導ご鞭撻を賜りますことをお願い申し上げますとともに、ぜひご高覧頂ければ幸です。 
          

(この本は26年11月より、全国の丸善書店に並び、一般書店でも販売しています。立体的な構成(全366ページ)となっています。価格は書籍の本体価格3500円プラス消費税です。)

一般社団法人ORIBE美術館 理事長兼 館長 西村克也              


四日市市 田中市長さん来館
平成26年10月26日四日市市の田中市長さんがORIBE美術館に来館されました。四日市市は田中市長就任時(6年前)より1貫して文化と産業を重視されてこられました。
ORIBE美術館については、全国にもあまり類のない美術館が四日市にできたことを人から聞かれ、ご多忙の中はじめて来館してくださいました。
桃山時代の茶陶作品を身近にご覧になられ、400年前のデザインとは思えない斬新なデザインに驚かれていました。
ORIBE美術館には時々外国(ヨーロッパ等)のお客様が来られ感動して帰られます。
四日市市へ来訪される海外のお客様に、世界的評価の高い桃山茶陶の織部焼で日本文化に触れていただくにはまたとない良い機会であると思います。
ORIBE美術館もおもてなしをさせていただきますから四日市来訪の外国のお客様にはぜひ来館していただくよう市長さんにお伝え致しました。(写真右側 田中四日市市長さん中央西村館長左西村早苗副理事長)

織部の故郷 多治見市 古川市長さん来館
平成26年10月21日多治見市の古川市長さんが視察を兼ねORIBE美術館に来館されました。多治見市は岐阜県東部に位置し桃山時代は古田織部の指導を受けた陶工たちによって織部焼を生み出した織部焼発祥の地で周辺の土岐市、可児市、瑞浪市とともに桃山時代は美濃の茶陶である志野、織部、黄瀬戸などの名品を生み出した日本最大の窯業地です。古田織部400年忌の年に織部焼の故郷の市長さんが来館され、ORIBE美術館も感謝感激です。桃山時代の美濃の陶工の斬新なデザインの作品と古田織部の創造的なオリベイズムに感心され、古田織部自作の茶杓や書などを真剣にご覧になられました。多治見市は織部の故郷らしく観光スポットととして織部ストリートがあり町全体に織部イズムが浸透しているそうです)。
(写真左 古川多治見市市長さん右西村館長)

古田織部しのび茶会 裏千家淡交会 三重知新会
平成26年7月6日茶道裏千家淡交会「三重知新会」は本年度総会の一環としてORIBE美術館で織部焼きの祖古田織部(1544〜1615)の400回忌を記念して遺徳とをしのぶ茶会と講演会を開きました。
会員有志26名が参加し、展示作品を観賞後茶室棚に飾られた織部の肖像画の前にお茶を供え、桃山時代の織部沓形茶碗で薄茶のお手前を味わいました。又「織部の功績と人物像」というテーマで約1時間西村克也館長が講演しました。参加者は「400年後の今も変わらぬ斬新な織部の茶道具にじかに触れる貴重な体験になったと}と話されていました。

織部美術館ニュース
NHKテレビ 番組 金とく (やきもの紀行 )ORIBE美術館に来館

NHKテレビ 番組 金とく (やきもの紀行 自然を映す陶芸家たち)東海 中部地方放映2012年 5月25日20時〜20時43分放映の企画、取材のため中島誠之助さんとNHKアナウンサーの黒崎恵さんとデレクターの方が、ORIBE美術館に来館されました。
■番組の内容
中部北陸の、伊賀信楽焼・越前焼・練り込み・を得意とする3名の現代陶工にスポットを当て、その活躍を中島誠之助さんと黒崎めぐみさんが訪問する番組。自然に溶け込んだしっとりとした趣のある番組でした。中島さんと黒崎めぐみさんのコンビが大変良かったと思います。

お二人にはオリベ美術館で記念に桃山時代の織部と黄瀬戸のお茶碗で粗茶を召し上がっていただきました。テレビでおなじみのお二人に初めてお目にかかる機会をいただきました。
NHK黒崎めぐみさん・中島誠之助さん来館、ORIBE美術館スタッフと

BS TBSテレビ ザナンバー2 織部に登場 「 織部美術館の織部作品が登場(2012年6月21日22時放映)
■内 容
ザ・ナンバー2 古田 織部 をテーマにした TBS全国放送の1時間番組に久野治先生が生出演され織部美術館の作品が多数登場しました。

千利休から茶の湯の極意を受け継いだ桃山時代の戦国大名で織部茶陶の創始者、古田織部がテーマの番組です。久野治先生の古田織部の研究を原点に、山田芳裕氏原作の漫画とアニメで話題を呼んでいる「ひょうげもの」で構成された主人公古田織部の番組。

その番組でORIBE美術館の黒織部茶碗5個、鳴海織部手付き鉢、長角向付の伝世作品が紹介され登場致しました。
ORIBE美術館所蔵の黒織部沓形茶碗(TBSテレビに登場)

1時間 大型テレビ番組に登場  ORIBE〜憧れと自由を求めて〜 で ORIBE美術館 伝世作品が紹介される(2010年放映)
■内  容
古田織部研究の第一人者久野治先生をはじめ織部陶工の第一人者が登場する織部の大型番組です。古田織部が死して400年。日本に生きずくORIBEの精神。焼き物を愛でる日本文化の心底に何が見えるか、小崎さよさんと壮大な歴史ロマンの旅へ・・・時代絵巻のようにつぎつぎ登場する織部の伝世品・・・・  2010年 企画製作:株式会社「織部」奥村紀八郎氏製作によるオリベを大きなスケールで立体的に捉えた作品。

400年前の織部焼きから21世紀のオリベまで、かってない壮大なスケールでオリベを取り上げ、大きな反響と話題を呼んだ作品でした。

その中で織部美術館所有の桃山時代の織部の伝世作品の一部が紹介されました。
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